優待クロスって何⁉︎ 株主優待がタダでもらえる超絶お得な取引‼︎

クロス取引基本編

こんにちは、みくろまるだYo( ´ ▽ ` )!

今回は、お得に株主優待を入手できる『優待クロス』について説明します。最近はじめる方も増えている 『優待クロス』とは何か?そして優待クロスの『仕組み』を説明し、その魅力について記載していこうと思います。

『優待クロスとは何か?』

『株主優待』のために購入した株券』の値下がりによる資産減少リスクを、なしに出来る画期的な手法です。

数十万円の元手(40万円以上を推奨)があれば、数百円〜数千円の手数料のみで、月あたり数千円の『割引券』や『金券』、『食料品』などをノーリスク手に入れることができます。

『株主優待』のために『株券』を購入するリスク⁉︎

本来、『株主優待』を手に入れるには、『株券』を『現物買い』する必要があります。しかし、『株券』の『現物買い』には大きなリスクが伴います。それは、『株主優待』のために保有する『株券』の値下がりによる資産減少です。

いくら株主優待が魅力的でも、10万円で購入した『株券』が半分(5万円)に値下がりしたら、金券が毎年3,000円分届いても、20年近く元が取れないことになってしまいます。そういう私も、JTさんで えらい目にあいました。(…と言うか今もあってるwww)                

そんな『株券』購入のリスクをほぼ無くしてくれるのが優待クロス』です。考えた人、天才だわ…( ゚д゚)ホエ~

優待クロスの仕組みを説明する前に…『用語の解説』

仕組みの説明の前に株式売買に関する用語を覚える必要があります。『現物買い』『信用売り』です。とりあえず仕組みを知りたい人は、飛ばして『優待クロスの仕組み』をみてください。

『株券の現物買いとは?』

直接株券を買い付ける方法です。株券の値段が上がると+、下がると−になります。株主優待を受け取るためには必ず『株券』を購入する必要があります。

例:100万円の株券を購入する

  • a:値上がりして110万円になった時に売った
  • 売却代金110万円−購入代金100万円=差額+10万円 😃
  • b:値下がりして90万円になった時に売った       
  • 売却代金90万円−購入代金100万円=差額−10万円 😢

『株券の信用売りとは?』

株券を証券会社から借りて売り、後ほど買って返す方法です。株券の値段が下がると+、値段が下がると−になります。

例:100万円の株券を借りて、売っておく。

  • a:値段が90万円に値下がりした時に、買って証券会社に返す
  • 売却代金100万円−購入代金90万円=差額+10万円 😃
  • b:値段が110万円に値上がりした時に、買って証券会社に返す
  • 売却代金100万円−購入代金110万円=差額−10万円 😢

『優待クロスの仕組み』

前述した『現物買い』『信用売り』同時に行うと、同数の株券を同額で売り買いしているだけなので、収益は±0になる(厳密には手数料がかかっているが…)。時期返済がきたら持っている『現物の株券』を『信用売り』のために借りていた株券の返済に当てれば、取引手数料のみで『株主優待』が手に入ることになる…という至極単純な仕組みです。

例を挙げると…

 株価100万円の株をクロス取引→10万円値下がり(株価90万円)
 『信用売り』…100万円で売ったものを90万円で買い戻せば良い→ +10万円
 『現物買い』…100万円で買ったものが90万円になってしまう → −10万円

 株価100万円の株をクロス取引→10万円値上がり(株価110万円)
 『信用売り』…100万円で売ったものを110万円で買い戻す→  −10万円
 『現物買い』…100万円で買ったものが110万円になる  → +10万円

上記の計算のように、どのような値動きになっても±0にすることができるのがクロス取引の最も大きな特徴です。

細かくいえば配当調整金なども関わってきますが、特定口座で取引する限りは±0になりますから、気にしなくても良いです。気になる方は配当落調整額、配当調整金などで検索してみてくださいm(_ _)m

以下、図を用いて優待クロスを説明してみます。自分で『株券の現物買い』をして『株主優待の権利』を持つと同時に証券会社から『株券』を借りて株式を『信用売り』している状況です。

この状態であれば、『株券の現物』を持っていますから『株主優待』を受け取る権利をもっていることになります。この状態を株主優待をもらう権利が確定する『権利付最終日の翌日』まで維持します(優待クロスをする日にちは別の機会に話しますね)。権利を獲得したら『信用売り』のために証券会社から借りていた株を、自分が持っている『現物の株券』で返します(現渡し…以下の図)。

以上のように、『株券の現物買い』と『信用売り』を同時に行っておくと、リスクなしで株主優待をゲットできます。ただし、クロス取引では『株券』が値上がりした場合の、値上り益も手放すことになることも承知しておいてくださいね。

…ということで、今回は『優待クロスとは何か?』と『優待クロスの仕組み』について説明してみました。

もし、『優待クロス』に興味を持った方がいらっしゃれば、別記事の『楽しく探そう‼︎優待クロスできる銘柄検索方法』『クロス取引のやり方! 実践編‼︎』をお読みください。

では読んでいただいて、ありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしてるYo(´∀`)!

執筆者:みくろまる

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