フランイングクロスのやり方を説明するYo!

クロス取引応用編

こんにちは、みくろまるだYo( ´ ▽ ` )!

今回は優待クロスでレア銘柄をGetしやすくなる方法 → フライングクロスをご紹介します。

みくろまる自身は日興証券メインで優待クロスをやっているので、SBI証券を使うことは少ないんですが、SBI証券をメインにしている方、SBI証券でも優待クロスする方は是非とも覚えておきたいやり方です。

フライングクロスを簡単に説明すると、SBI証券「一般信用建て」できる新規立て可能日(15営業日前)より1日早くクロスすることで、普段は取りにくいレア銘柄をGetできる可能性が高まる方法になります。

…おいおい、そんなことしたら強制返済されてしまうんじゃ。。。…と心配される言葉が聞こえてきそうですが、不安を払拭できるように説明するので興味がある方は最後まで見てみてください。

SBI証券で優待クロスしてるけど、レア銘柄が取れないんだよぉ…_:(´ཀ`」 ∠):なんて方にもお役に立てる情報だと思います。

楽天証券や日興証券をメインにしている方は必要ないと思いますが、どんな仕組みか知りたい方は流し読みしておくと良いかもです!日興証券だけだと意外に目当ての優待クロスができないこともありますからね。

では早速説明していくYo(`_´)ゞ

一般信用短期の仕組み

まずフライングクロスの説明に入る前に、一般信用短期について復習しておきます。でないと、何がフライングなのかよくわからなくなってしまうので( ´ ▽ ` )

既に優待クロスをしている方はご存知かと思いますが、優待クロスで使用する「一般信用短期」には返済期限が存在します。この返済期限より早い段階でクロスすることを「フライングクロス」と言います。以下に代表的な3つの証券会社の一般信用建て返済期限を記載しますね。

SBI証券:15営業日

SBI証券ホームページより 2021.6

楽天証券:14日間

楽天証券ホームページより 2021.6

日興証券:原則3年

日興証券ホームページより 2021.6

日興証券だけ長すぎるwww
(´-`).。oOソンナニ カリテタラ テスウリョウ ハラエナイ

この返済期限が過ぎてしまうと「強制返済」といって、証券会社が自動的に返済注文を出すことになります。

優待クロスで最も大切なことは、株主優待をもらう権利を得られる「権利付き最終日」を超えて「権利落ち日」に返済することです。だから、この「返済期限」に合わせて最短で取得可能な日を計算することになります。

以下のカレンダーをみてください。

SBI証券なら6日の夜19時以降に注文して7日に約定されることで、権利落ち日の29日に返済期限の15営業日を迎えることになります。

楽天証券なら16日の夜19時以降に注文して17日に約定されることで、権利落ち日の29日に返済期限の新規建て日から起算して14日目の前営業日を迎えることになります。

これが一般的な「優待クロス可能な最短日の計算」になります。よって、上記した2つの証券会社では、この日に人気銘柄の争奪戦が行われることになるわけです。

争奪戦となれば、PCのスペックや通信速度が大きく影響するので、携帯電話では太刀打ちできなくなってしまいます・・・大人しくレア銘柄を諦めるのか・・・_:(´ཀ`」 ∠):クヤシイ

そこで登場するのがフライングクロスになります。

フライングクロスとは?

フライングクロスとは、SBI証券で「一般信用建て」できる新規立て可能日(15営業日前)より1日早くクロスすることで、普段は取りにくいレア銘柄をGetできる可能性が高まる方法になります。

フライングクロスをすると、どうなるかというと…

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① 3日に注文を出したので6日に約定!

② 28日が返済期限だったので29日に強制返済が発動!

③ 29日の前場寄付で強制返済!

…ちょっと待て!(ノブ風)www

結局、強制返済されとるやないか!→ その通りです。実はフライングクロスとは、強制返済を利用して返済期限である28日の翌日(29日)に信用売りを返済しつつ、同じ日(29日)の前場寄付で現物株を成行で売る…という手法なんです。

このやり方だと、一般信用短期の返済期限より1日早くクロスを行っても、「一般信用売りの強制返済」+「現物株の成行売り」で株価の変動を抑えられるので、結果、クロスしていたのと同じ効果がえらえるということになります。

わぉ!考えた人、頭よい( ´ ▽ ` )スゲエYo!

・・・ん?

ここで察しの良い方だと疑問が浮上しているはずです。それは楽天証券でもフライングクロスできるんじゃね?…という疑問ですね。SBI証券にあるなら楽天だってできそうですもんね。

ですが、結論から言えばできないんです_:(´ཀ`」 ∠):

楽天証券でフライングクロスできない理由

この答えは単純で楽天証券では、強制返済にならない日数を超えないと一般信用短期の在庫が出てこないようになっているようです。実際、私も何度かやれないかな・・・なんて思っていたんですが、一般信用短期の建てられる日数より前だと「無期限信用」で出ていて、その後で「一般信用短期」にシフトしている感じです。

もし「それは違う!」「楽天でもフライングクロスできるYo!」という方いらっしゃいましたら教えてください( ´ ▽ ` )

SBIにおけるフライングクロスのデメリットは?

いくつかあるのですが、ざっくり言うと費用の問題になります。

①現渡できないため、返済の費用が高くなる

②貸株料が高額になりがち

フライングクロスでは「一般信用売りの強制返済」+「現物株の成行売り」になるので手数料が掛かることになります。本来は「現渡」を使うことで手数料を抑えられるため、この点は痛手になりますね。

もう一点は貸株料がかさむ点です。レア銘柄を取るとはいえ24日分の貸株料を払うとなれば、それなりにコストが掛かることになります。よほど欲しい優待か利回りの高い銘柄にしておかないと、手数料負けしてしまう可能性もあるので、この点も要注意です。

まとめ

フライングクロスについて説明してみました。最近ではクロス取引をされる方も増えており、利回りの高い銘柄などは取りにくくなっているのが現状です。

もしSBI証券を利用している方がいれば、銘柄や利回りをみてフライングクロスを検討してみても良いですね。

みくろまるの場合は「強制返済」という語彙の強さにびびって踏み出せなかった過去があるので、みくろまると同じくメンタル弱目の方は日興証券で早めにクロスするくらいが良いのかもしれませんwww

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた( ´ ▽ ` )

執筆者:みくろまる
2021.6.18

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